BLOG

AI活用

AIコーディングツール比較2026年10月版|Claude Code/ChatGPT/Codex/Copilot/Gemini他

AIコーディングツール比較。Claude Code、ChatGPT、Codex、GitHub Copilot、Cursor、Geminiの比較。

AIコーディングツールとしてClaude Code、Codex、GitHub Copilot、Cursor、Geminiを比較します。現在、差が出るのは作業場所や中心となるAI、料金と学習データの扱い方です。

2026年4月25日に公開した比較を、2026年10月3日に各社の公式サイトで確かめ直して書き直しました。

この記事では、ツールの概要から似た道具の一覧、料金、データの扱い、指示ファイル、ベンチマーク、最初の選び方まで順を追って整理します。

目次
  1. 今、主なAIコーディングツールはどれ?
  2. Claude CodeとCodex、Copilotは何が違う?
  3. Codexみたいな道具は、ほかの会社にもある?
  4. 料金はそれぞれいくら?
  5. 入力したコードは、AIの学習に使われる?
  6. ChatGPTやCodexにもCLAUDE.mdはある?
  7. Geminiはコーディングに弱い?
  8. 結局、どれから試せばいい?
  9. FlatWorksは、どう使い分けている?
  10. よくある質問

今、主なAIコーディングツールはどれ?

この記事で比べるのは、Claude Code、Codex、GitHub Copilot、Cursor、Geminiの5つです。

AIコーディングツールの概要(2026-10-03時点・各社の公式資料で確認)
道具(提供元) 主な使い方(使える場所) 使えるAI
Claude Code(Anthropic) ターミナル、IDE拡張、デスクトップアプリ、Web その会社のモデル
Codex(OpenAI) ターミナル(CLI)、IDE拡張、Codex Cloud その会社のモデル
GitHub Copilot(GitHub) IDE拡張、ターミナル(CLI)、アプリ、クラウド 複数の会社のモデル(Pro・Pro+・MaxはAnthropic、Google、OpenAI、xAI、Kimi、MAI。FreeとStudentは自動選択のみ)
Cursor サイドパネル、ターミナル実行 複数の会社のモデル(OpenAI、Anthropic、Google、SpaceXAI、and more)
Gemini CLI / Gemini Code Assist agent mode(Google) ターミナル(CLI)、IDEのペアプログラマー(Preview)(2026-06-18から個人向けは終了・Standard/Enterprise契約は継続) その会社のモデル(Gemini)

ターミナル上で対話するCLI型、エディタに統合する拡張機能型、クラウド上で作業する型などの形態が用意されています。

Claude CodeとCodex、Copilotは何が違う?

差は「使う場所」「中心のAI」「料金とデータの扱い」に出ます。

図:選ぶときに差が出る3つ。「使う場所」「中心のAI」「料金とデータの扱い」の3つの軸で比較します。

第1の軸は「使う場所」です。ターミナル中心か、エディタ統合か、クラウド委任かという違いがあります。第2の軸は「中心となるAI」です。自社のモデルを提供する設計と、複数社のモデルを選べる設計があります。

第3の軸が「料金とデータの扱い」です。個人向けのプランから、商用では既定で入出力を学習に使わないプランまで、契約形態や学習利用の条件が分かれています。

Codexみたいな道具は、ほかの会社にもある?

GoogleのAntigravity CLIや、AnthropicのClaude Codeなどがあります。

公式資料・一般提供・日本から利用・OSSは90日内更新を確認(2026-10-03時点)
会社 Codexに近い道具(形) 使うのに要る物
Anthropic Claude Code Pro、Max、Team、Enterprise、Consoleアカウント

Antigravity CLI等は日本での利用を公式資料で確認できず、表外です。

「Codexのように、AIに指示を出してコード変更やコマンド実行を任せられるツール」は他社からも提供されています。GoogleではAntigravity CLI(ターミナル向け)やAntigravity 2.0(デスクトップ向け)が提供されており、個人向けは$0/month(Generally Available)として公開されています。

またAnthropicのClaude CodeやGitHubのCopilot CLI、クラウドエージェントなど、同種の自律型エージェント環境が整備されています。なおGemini CLIはリポジトリが更新されているものの、2026年6月18日より個人向け等のリクエスト提供を終了しており、消費者向けにはAntigravity製品群への案内が公式に行われています。

料金はそれぞれいくら?

個人は無料枠や月額10ドル台から試せ、上限の仕組みに違いがあります。

料金プランの比較(2026-10-06時点・各社の公式資料で確認)
道具 個人向け(月額) チーム・会社向け(1人月額) 上限の仕組み
Claude Code 表示価格は税別。Pro: $20(年払い$17)、Max: $100から Team: 1席$25(年払い$20/seat)、Premium: 1席$125(年払い$100/seat) Pro・MaxはClaudeと上限共有。環境変数ANTHROPIC_API_KEY設定時は対象プラン(Pro/Max/Team/Enterprise)でもAPI課金
Codex Plus: $20、Pro: $100から(Free/GoにCLI記載なし) Business: 1ユーザー$25/月(2人以上の年払い1ユーザー$20/月) PlusとStandard Businessは5時間あたりの見積もり(固定上限ではない。Proは現在5時間上限なし。週の上限がかかることもある)。Plus/Proは追加クレジット、柔軟な料金(flexible pricing)のBusiness・Edu・Enterpriseはワークスペースクレジット購入可
GitHub Copilot Free、Pro: $10 USD、Pro+: $39 USD、Max: $100 USD Business: $19 USD/granted seat/月、Enterprise: $39 USD/granted seat/月 Freeは月2,000回補完。有料プランはクレジット制(補完無制限)
Cursor 表示価格は税別。Pro: $20/mo、Pro Plus: $60/mo、Ultra: $200/mo Teams Standard: $40/user/mo、Premium: $120/user/mo 上限後は従量課金追加か上位プラン移行(リクエストの品質や速度は低下しない)
Gemini Code Assist 個人向けは2026-06-18提供終了(Antigravityへ案内) ライセンス料(月契約・1時間あたり): Standard $0.031232877(12か月契約 $0.026027397)、Enterprise $0.073972603(12か月契約 $0.061643836) エディションごとの利用枠(Gemini CLIとagent modeで共有)

個人で利用する場合、GitHub CopilotのFree枠や月額$10 USDのProプラン、月額$20のClaude ProやChatGPT Plus、Cursor Proなどがあります。

利用上限の管理方法はサービスごとに異なります。追加クレジットを購入して作業を継続できるもの、従量課金を追加できるもの、APIキーによる課金へ切り替わるものなどがあります。

どのツールを選ぶか相談したい方へ。

AI活用支援を見る

入力したコードは、AIの学習に使われる?

個人向けと会社向けで扱いが分かれます。

学習データの扱いの比較(2026-10-03時点・各社の公式資料で確認)
道具 個人向けプラン 会社向けプラン
Claude(Claude Code含む) Free/Pro/Max対象。許可時・安全審査時・明示オプトイン時に利用することがある。Incognitoは不使用、フィードバックは利用することがある(料金表ラベルはOpt-out) 既定で入出力を学習に使わない(Teamカード記載)。ただしフィードバックや明示許可時は利用される場合あり(管理者が無効化可能)
Codex(OpenAI) Free・Go・Plus・Proの既定: 2026-10-03時点、公式の資料で確認できなかった/APIキーで使う場合: 2023-03-01以降、APIに送ったデータは明示オプトイン時を除き学習に使われない Businessカードに既定でビジネスデータを学習に使わないと記載
GitHub Copilot プラン別の既定: 2026-10-03時点、公式の資料で確認できなかった 2026-10-03時点、公式の資料で確認できなかった
Cursor InputsとSuggestionsを学習に使わず第三者にも許可しない(安全審査・フィードバック・明示同意時を除く) Privacy Mode有効時は学習に使われない(チーム管理者が設定可能)
Gemini Code Assist 個人向けは2026-06-18に提供終了(Antigravityへ案内) 許可なく学習に使わない。プロンプトと応答は保存しないが、必要ならCloud Loggingに保存可能

商用向けプランでは、既定で入出力を学習に使わない規定や許可なく学習に使わない規定が設けられています。ただし商用向けでも明示的なフィードバック送信や利用許可によって学習対象になり得る例外があります。個人向けプランでは利用者の同意や安全性審査、フィードバック送信などをきっかけとして学習に利用される規定が含まれる場合があります。社内ルールの具体的な組み立て方は、別記事「生成AIの情報漏えいを防ぐ社内ルール」で詳しく整理しています。

ChatGPTやCodexにもCLAUDE.mdはある?

CodexではAGENTS.mdが同様の役割を持ちます。

各ツールの指示ファイル(2026-10-03時点・各社の公式資料で確認)
道具 指示ファイル(名前と置き場所) AGENTS.mdの扱い
Claude Code プロジェクトのCLAUDE.md(~/.claude/等も可) CLAUDE.mdやCLAUDE.local.mdがない場合に既定で読込(v2.1.277以降)
Codex ~/.codexやプロジェクトのAGENTS.md(上書き対応) 標準でAGENTS.mdを読込(合計が既定32KiBに達したら追加停止)
GitHub Copilot リポジトリ内の.github/copilot-instructions.md リポジトリ内AGENTS.md対応(近傍優先)
Cursor .cursor/rules/*.mdcまたはAGENTS.md プロジェクト内のAGENTS.mdに対応(より具体的な側が優先)
Gemini Code Assist agent mode ~/.gemini/やプロジェクトのGEMINI.md IntelliJではAGENT.mdに対応

CodexではAGENTS.mdが標準の指示ファイルとして採用されています。Claude Codeでも作業階層にCLAUDE.mdやCLAUDE.local.mdがない場合はAGENTS.mdを直接読み込む仕様となっており、GitHub CopilotやCursorでも同形式が認識されます。具体的な記述例は「実際のファイル構造と設計の考え方」で解説しています。

Geminiはコーディングに弱い?

公表されている数字だけで「弱い」とは言えません。

各社が公表しているベンチマーク(2026-10-03時点・各社の公式資料で確認)
会社 モデル(公表した名前) 公表している点数(ベンチマーク名・公表日)
Anthropic Claude Opus 5.5 Terminal-Bench 4.0(xhigh effort): 66.4%、FrontierCode v1.1 (Main)(max effort): 54.4%(2026-09-22公表)
OpenAI GPT-6 Astra 2026-10-03時点、公式の資料で確認できなかった
Google Gemini(今の最上位の名前は確認できなかった) 2026-10-03時点、公式の資料で確認できなかった

Googleは2026年5月19日の発表で、Gemini 3.5 Flashについて「ほぼすべてのベンチマークで3.1 Proを上回り、他のフロンティアモデル比で4倍高速」と記載しています。

現在、各社が同一の測定条件でそろえた共通ベンチマークの公式値は、各社の公式資料で確認できませんでした。AnthropicはClaude Opus 5.5についてTerminal-Benchなどの測定結果を公表していますが、各社で測定対象や評価の前提が異なっており、単純に一列に並べて比較することは困難です。実際の開発では、ベンチマークの点数だけでなく手元のツールとの親和性を見て判断することが現実的です。

結局、どれから試せばいい?

今の作業環境と契約済みのAIサービスから1つ選んで試すのが近道です。

図:最初の1つの選び方。GitHubで開発管理ならGitHub Copilot、ChatGPT Plus契約中ならCodex、Claude Pro・Max契約中ならClaude Codeの3つの分岐です。

GitHubを中心に開発を回している場合はGitHub Copilot、普段からChatGPT Plusを利用している場合はCodex、ClaudeのProやMaxを契約している場合はClaude Codeといった形で、既存の作業動線に自然に乗る道具から始めることをおすすめします。

FlatWorksは、どう使い分けている?

うちは1つに決めず、社内の役割ごとに分けて使っています。

社内での使い分けの例(2026-10-03時点・自社の運用状況)
役割 使っている道具 運用の形
受付・とりまとめ Claude Code 受付・とりまとめに使用
設計・アイデア出し Claude Code、OpenAIの道具 2社で検討し他方で1回見直し
コーディング OpenAIのCodex、Claude Code Codex既定で他方で1回見直し
調べ物の裏取り Grok 一次情報の裏取りに使用
初稿の作成 Gemini 下書き作成に使い、仕上げと送る・出すのは人が行う

当社では特定のツール1つに絞り込まず、作業工程の性格に合わせて道具を使い分けています。あるツールで作成した内容を別のツールや人の目で確認する多重確認の運用を組んでいます。

複数のAIツールを組み合わせた実践例は「複数のAIを1つの画面で組み合わせた話」でも詳しく触れています。なお、当社はClaude Codeを中心として業務に活用しており、AIツールの導入支援も行っています。

よくある質問

無料で試せるのはどれ?

GitHub CopilotのFree枠があります。くわしくは「料金はそれぞれいくら?」をご覧ください。

エンジニアでなくても使える?

Web画面やデスクトップアプリから操作できる面も用意されています。くわしくは「結局、どれから試せばいい?」をご覧ください。

会社で使うなら、どのプランを選ぶ?

組織向けのBusinessやTeamなどのプランや設定が用意されています。くわしくは「入力したコードは、AIの学習に使われる?」をご覧ください。

1つに決めないといけない?

1つに絞る必要はなく、設計や調査など役割ごとに組み合わせる運用もあります。くわしくは「FlatWorksは、どう使い分けている?」をご覧ください。

AI組織化 無料診断(30分)— まずは御社の話を聞かせてください。

無料診断を申し込む

この記事を書いた人

川満 友樹

川満 友樹

株式会社FlatWorks 代表取締役社長

Web制作に関わって7年。地元の事業者さんの「見つけてもらいたい」「便利にしたい」という声をそばで聞いてきました。

更新履歴と記事の作成について

  • 2026年4月25日 初版を公開
  • 2026年10月3日 道具・料金・学習の扱いを公式の資料で確かめ直し、全体を書き直し

料金と仕様は各社の公式サイトで確かめ(2026年10月3日に確認)、下調べと下書きにはAIを使い、公開前に代表が確かめています。

出典・参考資料

AI組織化について、
まず話してみませんか

売り込みはしません。今の状況を聞いて、必要なことだけお話しします。

まずは話してみる →